期日前投票できる場所を高校の中など、もっともっと横須賀中に増やしてほしい

2021年に行われた、前回の横須賀市長選挙。投票率は33%と、2回前の選挙から10%以上の大幅な下落となりました。2021年といえばまだコロナ禍の影響が色濃く、外出がはばかられる時期ではありましたが、それでもかなり低い水準であることは確かです。

なぜ選挙へ足を運ぶ人が少ないのかーー
思いを巡らせてみると、まず第1に思い浮かんだのが「わざわざ行くことが面倒に感じる」、ということでした。

近年、人々の働き方が多様になり、生活スタイルもそれに伴って様々な形に変化しています。正式な投票日は日曜日ですが、特にZ世代のような若年層では日曜日に学校や仕事などがあり、投票日に行くのが難しい、という方も少なくないと思われます。このような市民が投票するためには、「期日前投票」のシステムを利用する必要があります。

正式な投票日には、市内の複数の小中学校をはじめ82箇所もの投票所が開設されています。市内のどの地域に住んでいても、投票所に行くことにさほど負担を感じる距離ではないはずです。ですが、期日前投票所に絞ると、11箇所のみとなっています。横須賀モアーズシティなど、比較的足を運びやすい地点にもありますが、若年層の投票率を上昇させるためには、さらに身近な場所に設置するべきではないかなと思います。
そこで思いついたのが、「高校」や、動画では言及していませんが市内にある大学や専門学校、そしてより多くの商業施設への設置でした。

私は現在高校３年生であるため、学級やもちろん学年にも数人成人している友人がいます。
ただ、投票に行くか尋ねてみると、やはり面倒に感じるのか、答えを濁らせている人がいることが現実です。そのような人達にも、いわばついでのような感覚で選挙に、そして政治により気軽に参加してもらうためには、身近に感じる施設に投票箱を設置することが一番有効ではないかと考えます。

警備の面など、様々な問題が存在していることは重々承知の上で、一市民の意見として検討してくださればと思います。

あなただから知っている「横須賀」の魅力を、周りの人へ届けよう

このページを読んでくださっているあなたは、横須賀市民ですか？また、Z世代ですか？

当てはまっても当てはまらなかったとしても、1つ目の凄まじい量の文章を全て読み切り、このページを読んでくださっている時点で、横須賀のことを非常によく考えてくださっている方であることは確かなのだろうと思います。もし上から目線に感じてしまいましたら申し訳ございません。

そうであるからこそ、ひとつ私からお願いがございます。
タイトルにもある通り、周りの人、例えばクラスメイトや職場の同僚の方などに、横須賀について皆さんが思っていること、魅力について少しでも話したり、SNSなどで発信したりしてみてください。ただ、不特定多数に発信する場合は住所などの個人情報が特定されないようにだけは配慮が必要なので、その点については留意して頂きたいと思います。

例え些細なことでも、周りの人も思っているかなということでも、逆にこのようなことは誰も感じていないだろうということでも、何でも大丈夫です。
皆さんが横須賀について考えた時間はいずれ皆さん自身の地域や政治への関心に繋がるきっかけのひとつになると、また考えたことや気づきはどのような形であれ伝わるべきところに届くと思います。

私と、そして周りの人と一緒に、横須賀へ思いを馳せる時間を作ってみませんか。

横須賀に届け！

横須賀は全てにおいて、過ごしやすい街だと思います。生活必需品はもちろん、横須賀中央駅や汐入駅近辺などを中心にある程度の娯楽が揃っており、欲しいものは相当特別なものでない限り揃います。仮に賄いきれなかったとしても都心部などへのアクセスがよく、暮らしていて特別に大きな不便を感じたことはありません。また、市の中心から少し外れれば、緑豊かな自然や、閑静な住宅街がいくつもあり、心穏やかに暮らせます。

ここまででは、他の市でもそうでないかという意見もあるかと思いますが、横須賀はそれだけではありません。ドブ板通りを中心とした「ドル街横須賀」でお馴染みのように、他市と比較して海外出身の方も多く、様々な文化に触れ合うことができます。
文化といえば、横須賀はサブカルチャーの街でもあります。「はいふり」の略称で愛される「ハイスクール・フリート 」や、2022年にアニメ化され市内の様々な場所でタイアップが行われた「スローループ」（個人的な話ですが私もスローループが大好きでコラボメニューを食べに市内を巡りました）など、様々な作品の舞台、すなわち「聖地」となり、多くのファンに愛されています。

このように、横須賀はたくさんの魅力に溢れています。私がまだ気づけていない魅力があったら、ぜひ発信して気づかせてください！横須賀の魅力にさらに気づき、皆さんが横須賀をもっと好きになる小さな手助けになれたら幸いです。